アーセナルMFジャカが退団へ…レヴァークーゼンへの移籍が間近に

 アーセナルに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカは、レヴァークーゼンへの移籍が間近に迫っているようだ。3日、イギリス紙『アスレティック』が報じている。

 現在30歳のジャカは2016年夏にボルシアMGからアーセナルへと完全移籍にて加入し、今シーズンがノースロンドンで過ごす7シーズン目となった。ジャカはミケル・アルテタ監督のもと不動の中盤に君臨し、今季は公式戦45試合の出場で9ゴール7アシストを記録。持ち前のリーダーシップで優勝争いを演じたクラブを支えてきたことに加え、プレー面でも積極的に相手ボックス内に走り込むシーンが目立つなど、“ボックス・トゥ・ボックス”の選手として進化を印象付けた。

 そんなジャカだが、今回の報道によると、今季限りでアーセナルを離れることが決定的となっており、レヴァークーゼンへの移籍が間近に迫っているようだ。交渉は近日中にも成立する見通しで、移籍金は総額2500万ユーロ(約39億円)になるとのこと。

 かつては元フランス代表DFローラン・コシェルニー氏の退団に伴いキャプテンにも就任したジャカだったが、2019年10月に行われたプレミアリーグ第10節クリスタル・パレス戦で途中交代の際にサポーターに向けて暴言を吐いたことから、キャプテンの座を追われることに。それでも、ピッチでの貢献によってクラブやサポーターとの関係を修復し、強いリーダーシップを発揮して近年のアーセナルを支え続けてきた。活躍の場をドイツに移すことが決定的となっているジャカだが、新天地でも持ち前のリーダーシップを発揮し、再びチームを支える存在となるのだろうか。今後の活躍に注目が集まる。

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