セリエA昇格のフロジノーネ、元ローマのディ・フランチェスコ新監督が就任

 フロジノーネは7月1日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ新監督の就任を発表した。

 契約期間は2024年6月30日までの1年間。セリエA残留を果たした場合に有効な、1年の延長オプションが付随している。

 フロジノーネは2022-23シーズン、FIFAワールドカップドイツ2006王者の元イタリア代表DFファビオ・グロッソ前監督に率いられ、セリエB優勝と5シーズンぶりのセリエA復帰を果たした。しかし、グロッソ前監督は6月末の契約満了に伴って退任。後任として、セリエAを熟知するディ・フランチェスコ新監督の招へいに至った。

 現在53歳のディ・フランチェスコ新監督は、現役時代にローマなどでプレー。2005年夏の引退後はペスカーラやサッスオーロ、ローマなどで監督を歴任した。しかし、近年率いたサンプドリアやカリアリ、ヴェローナでは成績が振るわず、いずれのクラブでも早期解任の憂き目に遭っていた。

 ヴェローナ時代の2021年9月以来となる現場復帰となるディ・フランチェスコ新監督。フロジノーネをセリエA残留に導くことは、果たしてできるのだろうか。

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