マンC、セルタの21歳MFガブリ・ベイガ獲得競争に参戦か…契約解除金は約63億円

 マンチェスター・Cが、セルタ所属のU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガの獲得を狙っているようだ。28日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 キャプテンとして“トレブル”達成に大きく貢献したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)が退団したこともあり、今夏の移籍市場での中盤補強を画策しているマンチェスター・C。すでに加入が正式発表されたクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチに加え、ウェストハム所属のイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得に乗り出していた。

 しかし、“競合相手”のアーセナルが総額1億500万ポンド(約192億円)のオファーを提示したことを受け、マンチェスター・Cは争奪戦からの撤退を決断。今回の報道によると、ターゲットの変更を余儀なくされた“3冠王者”は、セルタで主力として活躍中のベイガの獲得を狙っているようだ。セントラルMFを主戦場とする21歳は、2022-23シーズンの公式戦40試合に出場し11ゴール4アシストをマーク。今夏の移籍市場では、リヴァプールやチェルシーからの関心も明らかになっている。

 なお、セルタとベイガとの現行契約は2026年6月末まで。契約解除金の設定額は4000万ユーロ(約63億円)程度だと見られている。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、マンチェスター・Cが同選手の獲得競争に参戦したことを明言しつつ、リヴァプールとチェルシーも引き続き今夏の獲得を狙っていると指摘。今後、これらのクラブの間で争奪戦が繰り広げられる可能性もありそうだ。

 多くのビッグクラブからの関心を集めているベイガ。セルタの生え抜きMFは今夏にプレミアリーグに上陸することとなるのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。

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