チェルシー、サントスの18歳FWを獲得へ…今夏合流もレンタル移籍の可能性

 チェルシーが、サントスに所属しているU-20ブラジル代表FWアンジェロ・ガブリエル獲得に近づいているようだ。28日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 2004年12月21日生まれで現在18歳のアンジェロは、右ウィングを本職とする左利きのアタッカー。サントスの下部組織出身で、2020年10月にトップチームデビューを果たし、2021年にはコパ・リベルタドーレスで史上最年少得点者にもなった。今シーズンは途中出場が多いものの、公式戦32試合に出場するなど、トップチームでは通算129試合出場で5ゴール10アシストを記録している。

 かねてより、ブラジルでトップクラスの才能のある選手の一人とみなされてきたアンジェロにチェルシーが関心を示している模様で、交渉は最終局面を迎えていることが明らかになった。

 また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、すでに両クラブは移籍金1500万ユーロ(約24億円)で合意しており、チェルシーはアンジェロと2029年までとなる契約を締結することになるようだ。

 なお、アンジェロがトップチーム契約になるのか、U-21チームに加入するかは未定となっているものの、今夏に行われるプレシーズンからチェルシーのトップチームに参加することになるという。その後、先日チェルシーのオーナーであるコンソーシアム『BlueCo』が買収したストラスブールへのレンタル移籍の可能性も含めて話し合うことになると見られている。

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