湘南FW町野修斗が独2部ホルシュタイン・キールに完全移籍「日本を代表する選手になってきます!」

 湘南ベルマーレ29日、日本代表FW町野修斗がホルシュタイン・キール(ドイツ2部)へと完全移籍することを発表した。また、来月2日に行われる明治安田生命J1リーグ第19節横浜F・マリノス戦が出場可能な最後の試合となり、同月4日に離日することを併せて伝えている。

 1999年9月30日生まれの町野は現在23歳。2018年に横浜F・マリノスでプロキャリアをスタートさせると、ギラヴァンツ北九州を経て、2021年に湘南ベルマーレに加入した。初年度は公式戦4得点にとどまったが、2022シーズンは公式戦15得点を記録するなど大ブレイク。同年7月には日本代表に初選出されると、昨年11月に行われたカタールW杯に臨む日本代表にも追加招集されていた。

 今シーズンは明治安田生命J1リーグ第18節終了時点で、ガンバ大阪戦の1試合4ゴールを含む8得点を挙げている町野。一方で、チームは最下位に沈んでおり、リーグ戦12試合未勝利という苦境が続いている。そんな中で、町野は自身初となる海外挑戦に伴い、クラブ公式サイトで胸中を明かしている。

「この度、ドイツのホルシュタイン・キールに移籍することを決断しました。決して簡単な決断ではなく、チームが苦しい状況の中で移籍をすることになり、本当に申し訳なく思っています。しかし、昨年日本代表に召集され、世界のフィジカルや強度を体感したことで、このままではいけないと感じました。世界で活躍するという夢を改めて叶えたい。そして日本を代表するストライカーになりたい。そのためにはヨーロッパで成長しなくてはならない。そう強く思わされました」

「選手としてまだまだ未熟だった僕に成長をするチャンスを与えてくれた湘南ベルマーレに心から感謝をしています。そしてベルマーレを応援しているファン・サポーターの皆さん、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました。皆さんに僕の情報が届くぐらいの活躍をして、日本を代表する選手になってきます!」

 なお、ホルシュタイン・キールの公式サイトによると、町野とは2027年夏までの4年契約を締結。背番号は『13』を着用するようだ。

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