アメリカでメッシと再会! インテル・マイアミがヘラルド・マルティーノ監督を招へい

 インテル・マイアミは29日、アルゼンチン人のヘラルド・マルティーノ監督が新指揮官に就任することを発表した。かつて師弟関係にあった、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとアメリカの地で再会することになる。

 歴代最多7度のバロンドール受賞者であるメッシと、マルティーノ監督が共闘するのは今回で3度目。これまでマルティーノ監督はバルセロナ(2013-14年)とアルゼンチン代表(2014-16年)でメッシを指揮した経験を持っている。

 “タタ”の愛称で知られているマルティーノ監督は現在60歳、監督として20年以上のキャリアを持ち、これまで400試合以上を指揮してきた名将だ。インテル・マイアミの共同オーナーでもある元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏は「タタはサッカー界で多くの人から尊敬されている人物であり、彼の実績がそれを物語っている」と、経験豊富な指揮官の就任を歓迎した。

 また、インテル・マイアミのマネージング・オーナー、ホルヘ・マス氏は「タタをインテル・マイアミに迎えることができてとてもうれしい。彼は情熱と野心を持った監督だと感じており、一緒に何を達成できるか楽しみにしている。タタは最高レベルで指導しており、タイトルを争うことを目指す上で、その経験は我々にとって非常に有益であると信じている」とコメント。今季のMLSで最下位に沈む同クラブの立て直しに期待を寄せている。

 一方、書類が整い次第チームを率いることになるマルティーノ監督は、「インテル・マイアミのようなビッグクラブを指揮できることを楽しみにしているし、チーム一丸となれば多くのことを達成できるはずだ」と新天地での意気込みを語った。かつての教え子でもあるメッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツらと共に、チームを新たなステージに導くことができるのか、その手腕にも注目だ。

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