トッテナム、エンポリからイタリア代表GKヴィカーリオを獲得! 5年契約を締結

 トッテナムは27日、エンポリからイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオが完全移籍で加入することを発表した。

 契約期間は2028年6月30日までの5年間。トッテナムでの背番号は「13」に決定した。また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1900万ユーロ(約30億円)程度になるようだ。

 現在26歳のヴィカーリオはウディネーゼの下部組織出身で、ヴェネツィアやカリアリ、ペルージャでのプレーを経て、2021年7月にエンポリにレンタルで加入。すぐさま守護神に定着し、2021-22シーズンの公式戦39試合でゴールマウスを守ると、昨年7月に完全移籍への移行が発表された。在籍2年目となった2022-23シーズンは、セリエAで31試合、コッパ・イタリアで1試合に出場し、合計7つのクリーンシートを記録。昨年9月以降はイタリア代表にも招集されている。

 加入が決まったヴィカーリオは、トッテナムのクラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。

「とても興奮しているよ。イングランドで最も大きなクラブの1つだし、プレミアリーグでプレーすることは僕にとって夢だったんだ。早くスタートしたいし、チームメイトの中に加わりたい。ここに来たことは僕にとって大きな喜びだからね。このチャンスは信じられなかった。プレミアリーグやスパーズのようなビッグクラブに行きたいと思っていたからね。とてもエキサイティングなことだよ」

「イタリアのサッカー文化とは大きく違うから、様々なことを学びたい。チームメイトやプレースタイルなどで多くの違いがあると思う。ファンも素晴らしいし、良いプレーをした時の盛り上がりも素晴らしいね。このメンタリティは大好きだよ」

 トッテナムでは、2015-16シーズンからチームのキャプテンを務めている元フランス代表GKウーゴ・ロリスに今夏の退団の可能性が浮上。新守護神候補の獲得が今夏の移籍市場での優先事項となっていた。

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