一度は拒否されるも…チェルシー、三笘の“同僚”カイセドへ再オファーを準備か

 チェルシーは、ブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドに再オファーを準備しているようだ。27日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在21歳のカイセドは2021年2月にブライトンに完全移籍で加入すると、同年8月から半年間はベルギーのベールスホットへの期限付き移籍を経験し、2022年1月からブライトンに復帰。2022-23シーズンは公式戦43試合出場で1ゴール1アシストを記録し、日本代表FW三笘薫らと共にクラブ史上初となる欧州大会出場権獲得に大きく貢献した。

 そんなカイセドは今冬の移籍市場から多くのクラブに関心を寄せられ、一時は移籍志願も表明。しかし、最終的には残留して今年の3月には、2027年6月30日まで契約を延長した。それでも、カイセドはブライトンと紳士協定を結んでいる模様で、同選手の評価額に達するオファーが届けば、同クラブは同選手の移籍を容認すると見られており、今夏の移籍市場でも去就に注目が集まっている。

 そんななか、今回の報道によると、チェルシーはかねてからカイセドに関心を寄せている模様で、すでに個人条件で合意に達しているという。また、チェルシーはカイセド獲得のため、ブライトンに対して移籍金6000万ポンド(約109億円)のオファーを提示したものの、ブライトン側は移籍金として8000万ポンド(約146億円)程度を要求しており、チェルシーのオファーを拒否したという。しかし、同紙によると、チェルシーは近いうちに移籍金を増額して、再びオファーを出す見込みのようだ。

 今シーズンのプレミアリーグで12位に終わったチェルシーでは、フランス代表MFエンゴロ・カンテの退団が決定しており、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチやイングランド人MFルベン・ロフタス・チークなどの退団が濃厚になっているとも報じられ、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの相棒としてカイセドを獲得することを熱望している。果たして、チェルシーはカイセドを新戦力として迎え入れることはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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