
フルアムが、セビージャに所属するアルゼンチン代表FWルーカス・オカンポスに関心を示しているようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在28歳のオカンポスはリーベル・プレートの下部組織出身で、2012年にモナコへ完全移籍。その後はマルセイユやジェノア、ミランなどでのプレーを経て、2019年7月にセビージャに加入し、初年度にはヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献した。2022年8月にはアヤックスへと期限付き移籍したが、公式戦6試合の出場にとどまり、今年1月に契約を打ち切り。セビージャ復帰後はヨーロッパリーグ(EL)決勝でフル出場して3年ぶり7度目の優勝に貢献するなど、公式戦26試合出場で5ゴール2アシストを記録した。
そんなオカンポスに2022-23シーズンのプレミアリーグで10位に終わったフルアムが関心を示しているという。報道によると、フルアムは同選手獲得を巡ってすでにセビージャと話し合いを始めている模様で、1500万ポンド(約27億円)程度の移籍金で獲得することを狙っているようだ。
昨夏に期限付き移籍したアヤックスでは適応に苦戦し定位置を掴むことができずにセビージャに復帰したオカンポスだが、果たして今夏に完全移籍でセビージャを離れることになるのだろうか。