
ガンバ大阪に所属する日本代表DF半田陸に、スコティッシュ・プレミアシップのハーツが関心を寄せているようだ。22日、イギリス紙『デイリーレコード』が伝えている。
同紙によると、長年に渡りハーツで右SB(サイドバック)を務めていたマイケル・スミスが、契約満了に伴いチームを退団。クラブは、オーストラリア代表ナサニエル・アトキンソンがシーズン終盤戦に見せた活躍に好印象を抱いているものの、来季へ向け右SBの競争相手が必要と考えている様子だ。オファーは、買取オプションが付随するレンタル移籍とされ、半田も海外での挑戦に意欲的だと報じている。
現在21歳の半田は、モンテディオ山形の下部組織出身で2019年にトップチームデビューを果たす。不動の右サイドバック(SB)として攻撃的なスタイルのチームを支え続けると、今季からはガンバ大阪へ加入。チームが不振に陥るなか、リーグ戦16試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。幼い頃から世代別代表にも選ばれ続けており、今年の3月には初のA代表招集を受けていた。
かつて食野亮太郎が在籍し、現在は小田裕太郎がプレーするなど日本にとって馴染みが深いハーツ。近年はスコティッシュ・プレミアシップで日本人選手が多く活躍しているが、半田もスコットランドへの移籍を決断するのだろうか。