ニューカッスル、MFトナーリと個人合意か…ミランとも合意に近づく?

 ニューカッスルが、ミランに所属するイタリア代表MFサンドロ・トナーリ獲得に近づいているようだ。21日、イギリスメディア『アスレティック』やイタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などが伝えている。

 現在23歳のトナーリは、ブレシアの下部組織出身。2020年9月に買い取りオプション付きの期限付き移籍でミランに加入し、1年目の2020-21シーズンはリーグ戦25試合に出場。翌年7月から完全移籍で加入した。2021-22シーズンはセリエAで36試合に出場し、5ゴール3アシストを記録。11年ぶり19回目のスクデット獲得に大きく貢献。昨年9月には2027年6月30日まで契約を延長し、2022-23シーズンは公式戦48試合出場で2ゴール10アシストを記録するなど、主力として活躍している。

 そんなトナーリには今シーズンのプレミアリーグを4位で終え、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にしたニューカッスルが関心を示しているようだ。報道によると、6000万ユーロ(約93億円)の初回オファーは、8000万ユーロ(約125億円)を求めているミランが拒否したという。

 しかし、ニューカッスルが改めて7000万ユーロ(約109億円)に追加オプションが付随したオファーを提示したことで合意に近づいていることが伝えられている。なお、『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』によると、すでにニューカッスルはトナーリと個人合意に至っており、ミランとも合意に達することに自信を持っているようだ。

 なお、トナーリのミランでの年俸は約350万ユーロ(約5億円)となっているが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルは800万ユーロ(約12億円)に200万ユーロ(約3億円)の追加オプションが付随した2029年6月30日までの契約を準備しているという。

 ニューカッスルとミランによる話し合いは続いているようだが、果たしてトナーリはニューカッスルに移籍することになるのだろうか。

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