アーセナル、ハフェルツ獲得に大きく前進か…約117億円でチェルシーと合意間近?

 アーセナルが、チェルシー所属のドイツ代表FWカイ・ハフェルツの獲得に前進しているようだ。21日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。

 2022-23シーズンのプレミアリーグを2位で終え、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したアーセナル。“復活”を遂げた北ロンドンの名門は来シーズンでのさらなる飛躍に向けて、チームの中核を担う若手選手たちとの契約延長交渉を次々と進行。加えて、今夏の移籍市場では積極補強に乗り出すと見られており、ウェストハム所属のイングランド代表MFデクラン・ライスを筆頭に、複数名への関心が明らかになっている。

 現在24歳のハフェルツも、今夏の移籍市場での獲得が噂されている選手の1人。今月に入り、同選手の獲得に乗り出していることが明らかになったアーセナルだが、その後の交渉は急速に進展している模様。今回の報道によると、両クラブは移籍金6500万ポンド(約117億円)という条件で合意に達しつつあり、現在は分割払いやアドオンなどの詳細部分についての最終調整が進められているという。また、アーセナルとハフェルツは、既に個人的な条件で合意に達しているとも報じられている。

 母国のレヴァークーゼンの下部組織で育ったハフェルツは、2016年夏にトップチームに昇格。その後の4シーズンで公式戦150試合出場46ゴール31アシストという成績を残すと、2020年夏にチェルシーに完全移籍で加入した。同クラブでは前線のポジションを幅広く務め、ここまで公式戦139試合の出場で32ゴール15アシストをマーク。2020-21シーズンのCL決勝では、チームにビッグイヤーをもたらす値千金のゴールを決めた。

 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、アーセナルとチェルシーとの最終合意が迫っていることを指摘しつつ、早ければ今週中に移籍が成立する可能性もあると伝えている。

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