ギュンドアン、フリーでのバルサ移籍が決定的に…複数スペインメディアが報じる

 マンチェスター・Cに所属するドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンのバルセロナへの移籍が大きく近づいているようだ。21日、スペイン複数メディアが伝えている。

 32歳のギュンドアンは、2016年にドルトムントからマンチェスター・Cへ移籍し、ここまで公式戦304試合で60ゴールを記録。無尽蔵のスタミナと高い得点能力でチームを牽引し、在籍約7年で計14タイトルの獲得に貢献している。

 ギュンドアンとマンチェスター・Cとの契約は今年の6月までとなっており、去就に注目が集まっていた。『Relevo』によれば、クラブとしては、まだ必要な選手であると契約延長交渉に努めたものの、今シーズンの“ラ・リーガ王者”のバルセロナにフリーで移籍するとのこと。契約年数は3年(2年+1年)であり、3年目は前年の出場試合数により決まるとのこと。

 『マルカ』によると、ほぼ交渉はまとまっており、何も問題がなければ近日中に公式発表されると報じている。また、ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長時代に巨額の負債を抱えたこと、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延によって入場料収入が減少したことなどが主な原因で深刻な財政難に陥っているバルセロナにとって移籍金を払わずにこのレベルの選手を獲得できるのは、大きなチャンスであると指摘している。

 マンチェスター・Cにとっては、レジェンドと言っても過言でないドイツ代表MFの抜ける穴は大きいが、チェルシー所属のクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチの加入目前とも報じられている。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)