今夏にマンC退団へ?…カイル・ウォーカー、バイエルン移籍に向けた交渉が進展か

 バイエルンが、マンチェスター・C所属のイングランド代表DFカイル・ウォーカーの獲得に向け交渉を行なっているようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在33歳のウォーカーは、2017年夏にトッテナムからマンチェスター・Cに加入。ここまで公式戦通算254試合出場6ゴール18アシストという成績を残し、数々のタイトル獲得に大きく貢献している。そんな同選手だが、在籍6年目の2022-23シーズンは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の起用法の影響で出場機会が減少。現地時間10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦でも、出番は与えられなかった。

 チーム内での序列の低下に伴い、2024年夏の契約満了を待たずしての退団も噂されているウォーカー。先日には、ブンデスリーガで前人未到の11連覇を成し遂げたバイエルンからの関心が明らかに。フランス代表DFリュカ・エルナンデスとベンジャマン・パヴァールの去就が不透明となっているドイツの“絶対王者”は、センターバック(CB)とサイドバック(SB)をハイレベルにこなせる人材を求めており、ウォーカーの獲得を検討していると報じられた。

 今回の報道によると、バイエルンは今夏のウォーカー獲得に向けて、マンチェスター・C側との具体的な交渉をすでに開始している模様。依然として合意には達していないものの、交渉は順調な進展を見せており、クラブ関係者は取引成立に自信をのぞかせているという。また、バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督は、ウォーカーの加入を熱望しており、選手本人に移籍を説得しているようだ。

 安定感抜群のディフェンスでマンチェスター・Cを後方から支え続けてきたウォーカー。イングランド勢24年ぶりとなるトレブル(主要タイトル3冠)を置き土産に、今夏にクラブを離れることになるのだろうか。今後の動向に大きな注目が集まる。

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