PSG、トッテナムFWケインの動向を注視か…アル・ケライフィ会長が獲得を熱望?

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、トッテナム所属のイングランド代表FWハリー・ケインの獲得を検討しているようだ。18日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)やクープ・ドゥ・フランスでは不本意な結果に終わったものの、リーグ・アンでは連覇を成し遂げたPSG。シーズン終了を待たずして、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団を発表した同クラブでは、フランス代表FWキリアン・エンバペやブラジル代表FWネイマールにも今夏の移籍の噂が絶えない。加えて、クリストフ・ガルティエ監督の退任が既定路線と報じられるなど、今夏は“チーム再編”を求められる可能性が高い。

 クラブ側は、前線の主軸となり得るストライカーの獲得を熱望しており、ここまでナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンやフランクフルト所属のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ、ボルシアMG所属の同FWマルクス・テュラムらへの関心が明らかになっている。そして今回の報道によると、PSGはトッテナムの得点源であるケインの動向も注視。今後、獲得に向けた具体的な動きを見せる可能性があるという。

 トッテナムの下部組織出身で現在29歳のケインは、複数回のレンタル移籍を経験した後、2013年夏からトップチームに定着。ここまで公式戦通算435試合に出場し280ゴール64ゴールをマークするなど、チームの“大黒柱”として活躍している。現行契約が2024年6月末で満了となることから、今夏の去就には注目が集まっており、マンチェスター・Uやレアル・マドリードからの関心も報じられていた。

 PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、ケインとの契約を熱望しており、今夏の獲得に向けた交渉を推進しているという。同氏は、新監督の人事が確定し、来シーズン以降の具体的なプロジェクトを示すことができれば、ケインの獲得に希望を見出すことができると考えているようだ。なお、大きな注目が集まるPSGの新監督だが、現時点では前スペイン代表指揮官のルイス・エンリケ氏の就任が有力視されている。

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