「僕らの目が節穴だったよ」…ケインを放出した元アーセナルアカデミーディレクターが後悔

 トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが幼少期に所属していたアーセナルの下部組織でアカデミーディレクターを務めていたロイ・マッセイ氏がドイツメディア『SPORT1』のインタビューに答えた。

 ケインは、7歳の時にアーセナルの下部組織にスカウトされ入団。しかし、わずか1年で放出されてしまった。その後ワトフォードの下部組織を経てトッテナムの下部組織に入団した。

 当時のアカデミーディレクターのマッセイ氏は、「僕らの目が節穴だったよ」と現在のケインの活躍ぶりから当時の判断を後悔しながらも、「彼は素晴らしいプレーヤーだったんだが、内気で物静かであり、とてもプロサッカー選手になれるとは思えなかったんだ」と幼少期のケインの性格から判断したとコメント。さらに、ケインの父親から彼がキーパーをやりたがっていたと聞かされたことも明かした。また、当時からケインはトッテナムサポーターで“スパーズ”のユニフォームを着ることが夢だったという。

 トッテナムでトップチームデビューを飾ったケインは、計4回のレンタル移籍を経て2014年からトップチームに復帰、ここまで公式戦428試合に出場し、279ゴールを記録。プレミアリーグを代表するストライカーに成長した。

 7月で30歳を迎える同選手は、トッテナムとの契約が残り1年であることから、マンチェスター・Uやレアル・マドリードなど強豪が獲得を目指しているとも報じられている。ただ、具体的な報道は未だにない状態だ。来シーズンも、ハリー・ケインは“スパーズ”のユニフォームを着るのだろうか。

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