
トッテナムは、ユヴェントスからレンタル移籍で加入しているスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキを完全移籍で獲得することが近づいているようだ。16日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
現在23歳のクルゼフスキは、2021年1月にユヴェントスからトッテナムに2023年6月30日までのレンタル移籍で加入。今季こそチームの不調もあり、リーグ戦では2得点8アシストに終わったが、昨季はシーズン途中での加入にもかかわらず、リーグ戦5得点8アシストをマークした。そんなクルゼフスキだが、今季限りでレンタル移籍期間が終了することから、去就には注目が集まっている。
昨夏には完全移籍に切り替わる条項も付随していたものの、行使されず。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得していれば、今シーズン終了後には買い取り義務が発生する条項もあったが、リーグ戦8位に終わったことでこれも発動することはなかった。しかし、今回の報道によると、トッテナムとユヴェントスは移籍金3000万ユーロ(約46億6000万円)での完全移籍に合意している模様で、交渉は最終段階に入っているようだ。
完全移籍でのクルゼフスキ獲得が目前に迫るトッテナム。昨季のリーグ戦を8位で終え、チームの再建を目指す同クラブにとって、明るいニュースとなりそうだ。