中村敬斗は“引く手数多”? 複数クラブが動向注視…リヴァプール&ドルトムントも関心か

 LASKリンツ(オーストリア)所属の日本代表FW中村敬斗に対し、ヨーロッパ各国の複数クラブが関心を寄せているようだ。15日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在22歳の中村は2018年2月にガンバ大阪に入団しプロキャリアをスタート。その後は海外への複数回のレンタル移籍を経て、2021年夏にLSKリンツに加入した。在籍3年目の今シーズンは左ウイング(WG)の主力として公式戦通算36試合に出場し、17ゴール8アシストをマーク。3月には日本代表デビューも飾り、15日に行われたキリンチャレンジカップ2023のエルサルバドル戦では、記念すべき代表初ゴールを記録した。

 LASKリンツとの現行契約を2025年6月末まで残しているものの、今夏の移籍市場でのステップアップが盛んに噂されている中村。飛躍の1年を過ごした22歳の若武者に対しては、リヴァプールやアストン・ヴィラ、バーンリーといったプレミアリーグ勢に加え、ドルトムントやリール、リヨン、フェイエノールトなどが熱烈な視線を注いでいるという。

 また、ボルシアMGやフランクフルト、スタッド・ランスなど、日本人選手が在籍するクラブも、中村の獲得を検討しているという。年齢が22歳と若く将来性が見込める点や移籍金がそれほどかからない点、さらには主戦場とする左WG以外にも複数の攻撃的ポジションをこなせるユーティリティー性が、各クラブに高く評価されているようだ。実際にどのクラブが獲得に乗り出すかは定かではないが、今夏にLASKリンツを離れ、ステップアップを果たす可能性は高いと『デイリーメール』は指摘している。

 今夏の去就に大きな注目が集まる中村。果たして来る2023-24シーズンは、どのクラブのユニフォームを着てプレーしているのだろうか。

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