「あなたがしてくれなくても」陽一(永山瑛太)、離婚間際に告げたセリフから見える本質 誠(岩田剛典)との“対比”で浮き彫りになるみち(奈緒)の思い

【モデルプレス=2023/06/16】奈緒が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(毎週木曜よる10時~※この日は10時15分~)の第10話が、15日に放送された。俳優の永山瑛太演じる吉野陽一のセリフに注目の声が寄せられている。<※ネタバレあり>

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◆奈緒主演「あなたがしてくれなくても」

本作は、夫婦のセックスレスをテーマにした大人の恋愛ドラマ。原作はハルノ晴による同名コミック(双葉社刊)、そして制作を手がけるのは、2014年に社会現象を巻き起こした木曜劇場『昼顔~平日午後3時の恋人たち』チーム。愛を求めてさまよう30代男女の群像劇を描いていく。

第9話ではみち(奈緒)が陽一へ離婚を切り出すも、受け入れきれずにいる様子だった。

◆陽一(永山瑛太)、みち(奈緒)の離婚受け入れる

みちが2人の家を出ていき、陽一は1人で自暴自棄な生活を続ける。そこでみちが誠(岩田剛典)の母・幸恵(大塚寧々)の葬式に参列する支度のため家に戻ると、陽一は離婚届を手で払うなど雑な態度をとった。改めてみちが離婚したい意思は変わらないと伝えたが、陽一は“自分が”みちのことを好きなのにも関わらず離婚する理由がわからないと疑問を吐露。

そんなセリフを受けて、みちは「全部陽ちゃんの気持ちだけ」と陽一の中にみちを思い遣る気持ちがないと打ち明け、陽一は「そんなことないよ…」と呆然とした表情を浮かべた。

その後陽一は誠とカフェで対面。誠から「僕は彼女の気持ちを大切にしたいと思っています」とみちについて打ち明けられ、陽一が「あなたみちの気持ちなんてわかるわけ無いでしょう」と反論するも、誠は「気持ちがわかっていたらみちさんは1人で苦しむことはなかったと思います」と率直に告げる。大きな態度で出た陽一だったが、誠が去った後の手は震えていた。

誠らからの言葉を受けて、自らみちと改めて話し合う機会を設けた陽一は、涙ながらについに離婚を受け入れた。しかし最後に陽一は「俺と結婚しなきゃ良かったな」とみちに向けて告げ、みちは困惑した表情。陽一が「『そんなことないよ』って言わないの?」と聞くも、みちはそのまま否定せずに家を出ていったのだった。

◆みち(奈緒)、誠(岩田剛典)へ「好きになって良かった」

互いに離婚したことを明かしたみちと誠は、以前2人で行った水族館を再び訪れることに。そこで誠からみちへ「ずっと一緒にいてください」と愛の告白。しかしみちは、告白を受け入れることはなく「私は誰にも頼らず1人で生きていきたいです」と決意を明かした。

そんな言葉を受け、新名が優しい表情で「ありがとう。ちゃんと振ってくれて」と告げると、みちは「私も新名さんを好きになって良かったです」と思いを明かし、涙ながらにその場を去ったのだった。

◆みち(奈緒)のセリフの対比に反響

みちの思いではなく、自分が主体となっていたことから離婚を受け入れなかった陽一。みちと想い合った相手である誠からの助言を受けて自身を見つめ直し、離婚を決意する結末となったが、否定の言葉を待つ前提で「俺と結婚しなきゃ良かったな」とみちに告げた姿からは、未だにみちの言葉によって自分の気持ちをカバーしたい思いが垣間見えた。

一方、その陽一の言葉を流したみちは、誠との別れ際で「新名さんを好きになって良かった」とはっきり告げており、陽一と誠の間で真反対とも取れる答えを示していた。

陽一と誠に向けたみちのセリフの“対比”を受けて、視聴者からは「誠にはそのセリフ言うんだ…!」「陽ちゃんへのみちの表情が全てを物語ってる」「まだまだ陽ちゃんは変わってない」「陽一も『好きになって良かった』を待ってたよね」「誰の立場になっても辛い」など様々な反響が寄せられている。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ

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