2年前に続き再びCL決勝で負傷交代…デ・ブライネ「難しい2カ月だった」

 マンチェスター・Cに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、自身のケガの状態について言及した。

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝が10日に行われ、マンチェスター・Cはインテルと対戦し、68分のロドリのゴールが決勝点となり、1-0で完封勝利。クラブ史上初のCL王者に輝いたマンチェスター・Cは、プレミアリーグ、FAカップでもトロフィーを掲げており、 1998-99シーズンのマンチェスター・U以来、イングランドでは2クラブ目となる“トレブル”を達成した。

 この試合に先発出場したデ・ブライネだったが、右足のハムストリング付近を負傷した模様で、36分にピッチを後にした。なお、同選手は2020-21シーズンのCL決勝チェルシー戦でも60分に負傷交代を余儀なくされており、同試合に続いてインテル戦でも無念の途中交代となった。

 試合後、デ・ブライネはイギリスメディア『BT Sport』で「僕にとってはとても難しい2カ月間だった。ハムストリングに多くの問題があって、切れてしまったから仕方がない。大丈夫なようにあらゆる準備はしていたし、最初の30分はいい感じだったから残念だよ」と悔しさを滲ませながら、クラブ史上初のCL制覇には喜びも口にした。

「チームは十分によかったし、勝つことができたからよかった。このために長い間取り組んできたし、素晴らしいことだ。クラブの歴史は知っているし、チームとしてできる限りのことはした。これは値していると思う。今年はチャンピオンズリーグで負けてないしね。最高の試合ではなかったけど、決勝戦というのはいつも難しい。今は祝福する時だ」

 また、“トレブル”を達成したことにデ・ブライネは「それは明らかに大きなことだ。多くの試合をこなさなければならないし、高いレベルの一貫性も保たなければならない。驚くべきことだけど、今は楽しむだけだよ」と語った。

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