ウェストハムを58年ぶりの欧州大会制覇に導けるか…モイーズ監督「今が最高の瞬間」

 ウェストハムを率いるデイヴィッド・モイーズ監督が、目の前に迫った大一番へ決意を語った。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 1964-65シーズンにカップ・ウィナーズ・カップを制して以来、58年ぶりとなる欧州カップ戦の制覇を目指すウェストハム。フィオレンティーナとのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝戦を前日に控えたモイーズ監督は、「ちょっと現実離れしている」と現在の心境を説明。「35歳で監督業を始めてから、本当に良いキャリアを積んできた。1000試合以上をこなし、何度か決勝戦にも進出し昇格も経験した。しかし、今が最高の瞬間だ。これほど長く監督業を続けてこられたのは、明らかに何か正しいことをしてきたからだと思う」と述べ、過去にマンチェスター・Uなどの指揮官を務めてきた自身のキャリアの中で、今が最も充実していると口にした。

 さらに「ヨーロッパの決勝に進出できたことは大きな成果だ。欧州の決勝トーナメントに進むのは簡単なことではないし、私たちは競争力を発揮できた。選手全員にとって大きな成果であり、次は優勝を狙えるかどうかだ」と、ここまで勝ち進んできたチームを称えつつ、タイトル獲得への決意を語っている。

 ウェストハムは今季のECLにプレーオフから参戦し、デンマーク・スーペルリーガのウィボーを2戦合計6-1で下して本戦出場を決めた。グループステージではアンデルレヒトなどが所属するグループBを6戦全勝で突破し決勝トーナメントに進出。ラウンド16ではAEKラルカナを、準々決勝ではヘントを退けベスト4に勝ち上がると、準決勝では日本代表DF菅原由勢が所属するAZと激突し、2戦合計3-1で勝利を収め決勝に駒を進めている。

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