セルタMFベイガ獲得レースにチェルシーも参戦? 新監督が希望か

 チェルシーが、セルタに所属するU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガに関心を示しているようだ。6日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 大型補強でスカッドが肥大化したことや、来シーズンは欧州大会の出場権がないこと、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えていることなどから、チェルシー上層部は新契約に署名しない選手たちや、契約期間が残り少ない選手などを今夏の移籍市場では積極的に売却する意向を示している。

 これにより、イングランド代表MFメイソン・マウントやクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、イングランド代表MFルベン・ロフタス・チークなどの退団が噂されており、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督は中盤の選手の補強を望んでいることが明らかになっている。

 一時期はスポルティングに所属するウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテの獲得に近づいていたものの、大幅に条件面を上乗せしたパリ・サンジェルマン(PSG)加入が目前に迫っており、すでにチェルシーは同選手から手を引いたことが明らかになっている。そこでチェルシーは現在、ブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドとともに、今シーズン大ブレイクを果たした21歳のベイガにも関心を示しているようだ。

 報道によると、ベイガのセルタとの現行契約は2026年6月30日までとなっているものの、契約には4000万ユーロ(約60億円)の契約解除条項が付随していることから、チェルシーはこれを支払って同選手の獲得を狙っているという。

 なお、ベイガにはバルセロナやリヴァプールも興味を示していることが明らかになっており、争奪戦となっているが、果たしてチェルシーはポチェッティーノ新監督が望むような補強を実現することはできるのだろうか。

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