
ローマに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、自身の去就について言及した。4日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。
4日にセリエA最終節が行われ、ローマはスペツィアと対戦した。試合は、6分に先制ゴールを許したものの、43分にニコラ・ザレフスキのゴールで同点に。試合終了間際の90分にはディバラがPKで値千金の勝ち越し弾を決め、試合はそのまま終了。2-1で勝利を収めたローマは、リーグ6位でシーズンを終え、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。
チームの勝利に大きく貢献したディバラは試合後、イタリアメディア『DAZN』で「とても難しい試合だったけど、僕らはヨーロッパリーグの出場権をかけて戦っていた。チームは全力を尽くし、そして勝ったんだ」と振り返った。
続けて、「ファンは信じられないほど素晴らしく、EL決勝(セビージャにPK戦の末、敗戦)で負けた後でもスタジアムを埋め尽くしてくれた。シーズンを通して僕たちのそばにいてくれたので、彼らはEL出場権獲得を祝うのにふさわしいよ」とサポーターに対して、感謝の思いを口にした。
そんなディバラだが、プレミアリーグの複数のクラブから関心を寄せられているとも報じられており、去就には注目が集まっている。ディバラは自身の将来についても言及し、「今この瞬間を楽しむことが重要だし、未来について話す時間は必ずある。ここでの契約はまだ2年残っているよ」と残留を示唆しつつ、明言は避けた。