ペップは残留を熱望も…ギュンドアンが去就に言及「まだ何も決めていない」

 マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの残留を望んでいることを強調した。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 FAカップ決勝が3日に行われ、マンチェスター・Cはマンチェスター・Uと対戦。同大会決勝では史上初の“マンチェスター・ダービー”となった一戦は、史上最速となる試合開始12秒でギュンドアンがゴールを決め先制に成功。33分にPKから同点弾を許したものの、51分に再びギュンドアンが勝ち越しゴールを奪い、このまま2-1で試合終了。勝利したマンチェスター・Cはプレミアリーグに続いて国内2冠を達成した。

 この試合で2得点を決めてFAカップ制覇に大きく貢献したギュンドアンだが、マンチェスター・Cとの現行契約は2023年6月30日までとなっており、同クラブは延長オファーを提示しているものの、ここまで合意には至らず。今夏フリーとなる可能性があることから、バルセロナやアーセナルなどからの関心が寄せられるなど、去就には注目が集まっている。

 そんななか、グアルディオラ監督はマンチェスター・U戦後の記者会見で「彼は私の考えを知っている。疑いの余地もない。もしかしたら、知らない人もいるかも知れない。私たちは隣人だ。何年も同じ階に住んでいて、親しい友人の一人である上に、選手としては並外れた存在だ」とギュンドアンとの関係性を語りながら、改めてキャプテンの残留を望んでいることを強調した。

「うまくいけば、いい形で終えることができると思う。チキ(・ベギリスタイン、マンチェスター・Cのフットボール・ディレクター)は仕事をしているし、そうなることを願っている。なぜなら、今シーズンの彼はまさに別格だったからだ。(昨季優勝を決めた)アストン・ヴィラ戦で決めた2得点も忘れたことなどない。今シーズンも何度も何度も重要なゴールを決めた。彼がどれほど重要か忘れたことはない」

 一方、ギュンドアンは自身の将来についてイギリスメディア『BBC』で「正直に言うと、このクラブで高く評価されたり、特別だと感じるための日々は必要ない。そのことがわかっているから、浮き沈みがありながら、ここに7年も在籍しているんだ。まだ何も決めていないよ」と去就は未定であることを強調しているが、果たしてグアルディオラ監督の願いは届くのだろうか。

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