ミラン、41歳FWイブラヒモヴィッチとの契約を延長せず…今季限りで退団へ

 ミランはスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、今季限りで同クラブを離れることを明らかにした。

 現在41歳のイブラヒモヴィッチは、これまでアヤックスやユヴェントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・U、ロサンゼルス・ギャラクシーなどでプレーし、2020年1月に7年半ぶりのミラン復帰を果たした。2021-22シーズンには度重なる負傷離脱を繰り返しながら、リーダーとしてチームをけん引。セリエAでは23試合に出場し8ゴールを挙げ、クラブにとって11シーズンぶりとなる王座奪還に大きく貢献した。

 昨シーズン終了後に左ひざの関節鏡手術を受けたことで、今シーズンは今年2月のセリエA第24節アタランタ戦が初出場に。3月18日に行われた第27節ウディネーゼ戦では、セリエA最年長得点記録を更新したものの、同月に行われたスウェーデン代表の活動中にハムストリングを負傷。その約1カ月後にメンバー復帰を果たしたが、4月23日の第31節レッチェ戦のウォーミングアップ中に負傷したことで再び戦列を離れている。

 負傷を繰り返した影響で今シーズンは公式戦4試合出場で1ゴールを記録するにとどまっているイブラヒモヴィッチ。現行契約は2023年6月30日までとなっていることから、去就には注目が集まっていたものの、ミランは契約を延長しないことを決断したようだ。

 なお、ミランのステファノ・ピオリ監督は負傷により、4日に行われるセリエA第38節のヴェローナ戦にイブラヒモヴィッチが出場できないことを明言しているが、ミランのスポークスマンは「観客全員が参加する短いセレモニーでイブラヒモヴィッチとの別れを告げる。ミランは素晴らしい数年間を一緒に過ごしたズラタンに対して感謝をしています」と声明を発表しており、同試合終了後にセレモニーが行われることが明らかになっている。

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