
<メモリアル・トーナメント 最終日◇4日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(米国・オハイオ州)◇7571ヤード・パー72>
最終ラウンドが終了した。首位と1打差の4位からスタートしたビクトル・ホブラン(ノルウェー)とデニー・マッカーシー(米国)がトータル7アンダーでホールアウトし、優勝はプレーオフまでもつれこんだ。
18番パー4で行われたこの延長戦を1ホール目でホブランが制し、2021年の「ワールドワイド・テクノロジー選手権」以来となるツアー通算4勝目。ツアー初優勝がかかった30歳のマッカーシーは、正規の最終18番ホールを1打差の単独トップで迎えたが、そこでボギーを叩き勝利を逃した。
トータル6アンダー・3位にスコッティ・シェフラー(米国)が続いた。トータル5アンダー・4位にキム・シウー(韓国)。ジョーダン・スピース、アンドリュー・パットナム(ともに米国)が、トータル4アンダー・5位タイという上位陣の顔ぶれになった。
首位と2打差の9位から大会2勝目を狙った松山英樹だったが、4バーディ・4ボギー・2ダブルボギーの「76」と苦しい最終日に。前日の「75」に続くオーバーパーラウンドで、トータルイーブンパー・16位タイに終わり、今季初優勝を逃した。