【モデルプレス＝2023/05/27】俳優の神木隆之介が27日、都内で行われた主演映画『大名倒産』（6月23日公開）の完成披露試写会に、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、浅野忠信、佐藤浩市、前田哲監督とともに出席。19日に30歳を迎えた神木をサプライズで祝福する場面があった。
【写真】神木隆之介、佐藤健と服装丸かぶりで赤面
◆“神様”神木隆之介、30歳バースデーを杉咲花らが祝福
本作の内容にちなんで、お札のパネルから飛び出しド派手に登場した神木。その後、左右からキャスト陣が集結し、新しいパネルに替えるため一旦外されると「撤去されちゃった！？」と慌てふためき、会場を笑いに。一発本番で挑んだというが無事成功し、「明日の朝の情報番組に似合う勢いはありましたか？」と客席に問うと、拍手が送られた。
30歳を迎えたが「20代にやり残したこととか、30代だからやりたいこととか、そういうのがないんですよね。考えたことがなくて。だから挑戦をするとか何かを始めるとかは、やりたい時にやる」というスタンスであるという神木。キャスト陣に挑戦したいことなどを聞くと、松山はなぜか、舞台挨拶の始めから会場奥のカメラに一点集中するというチャレンジをひとりで行っていたことを告白し、ざわつかせた。
終盤、サプライズで神木のバースデーケーキが運ばれてくると、『大名倒産』のモチーフに「すげ～！可愛い～！もしやこれは小判ですか！？」と喜んだ神木。そして「そこまで明確な目標というのはないんですけど、今まで通り変わらずこのスタンスでゆっくりとより楽しく生きることができたらいいなと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします」とコメント。
神木とは共演が6度目で「神様」「花様」と呼び合う関係である杉咲は「初めて共演した時とかは交わるシーンがまったくなかったのに気さくに話しかけてくださって、神様は関わった方たちにミラクルを影響させてくれる方。今回は本当に神様の存在で心が開放されて、絆が生まれていったと思っています。返しきれないくらの優しさをいつもいただいているので、今回お祝いできて嬉しいです。おめでとうございます」と祝福した。
松山は「神様って呼んでるんだね！すごい、いいな～」と言いながらも目線は外さず、フォトセッション時から去り際までも頑なに最初のカメラしか見ず会場を沸かせていた。
◆神木隆之介主演「大名倒産」
本作は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎のノンストップ時代小説「大名倒産」（文春文庫刊）を実写映画化。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎（上期）。庶民から一国の殿様へと、まさにシンデレラストーリーかと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億を抱えるワケありビンボー藩だった。しかも、返済できなければ藩は倒産、小四郎は切腹？いきなり絶体絶命の大ピンチを迎える。
神木は時代劇初主演となる本作で、いきなり殿様になったと思ったら次々とピンチに見舞われる“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じる。（modelpress編集部）
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