ディ・マリア、契約満了でユーヴェ退団? バルサや古巣ベンフィカなどから関心か

 ユヴェントスに所属するアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアは、今夏の契約満了に伴い退団する可能性があるようだ。26日、スペインメディア『Relevo』が報じた。

 現在35歳のディ・マリアは、昨年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からユヴェントスにフリー移籍。2023年6月30日までの契約を結んだ。今季はここまで公式戦38試合に出場し、8ゴール7アシストと結果を残している。また、シーズン途中に参加したFIFAワールドカップカタール2022では、決勝戦でゴールを挙げるなど、母国の優勝に貢献した。

 ディ・マリアは現在、ユヴェントス契約延長に向けて話し合っている。しかし、クラブの財政状況が芳しくない状況下で同選手が昇給を要求していることに“ビアンコネロ”の上層部は納得しておらず、交渉は難航していることが伝えられている。

 そんなディ・マリアの動向には複数クラブが注目しており、中東のクラブやガラタサライも獲得に名乗りを上げているようだ。ただ、同選手本人はヨーロッパのトップクラスでのプレー継続を望んでいる。

 そこで『Relevo』がディ・マリアの有力な移籍先の候補として挙げているのが、バルセロナとベンフィカだ。バルセロナはディ・マリアの親友であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現PSG)の再獲得に動いており、メッシの去就がディ・マリアに与える影響は大きいと指摘。また、ベンフィカはディ・マリアが欧州でのキャリアをスタートさせた思い出のクラブだ。

 ディ・マリアはかつてレアル・マドリードでもプレーしたことがあるが、昨年夏にも“宿敵”バルセロナと契約を結ぶ可能性が浮上していた。しかし、当時はバルセロナの経済状況がひっ迫していたこともあり、移籍は実現していなかった。

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