早熟の“天才”デレ・アリはなぜ輝けなかったのか…元同僚がその理由を語る

 エヴァートンに所属するナイジェリア代表MFアレックス・イウォビが、元イングランド代表MFデレ・アリについて語った。25日、イギリス紙『サン』が報じている。

 現在、27歳のデレ・アリは2015年にトッテナムへ完全移籍すると、1年目の2015-16シーズンはプレミアリーグの33試合に出場し、10ゴール9アシストを記録。さらに翌16-17シーズンはリーグ戦37試合で18ゴール9アシストを記録し、一躍脚光を浴びた。しかし、その後は、度重なる負傷や素行不良などが原因で伸び悩み、年々序列が低下。2022年冬に移籍したエヴァートンでも輝けず、昨夏にはベシクタシュへのレンタル移籍が発表された。しかし、ベシクタシュでも指揮官からの評価は低く、構想外となっている。

 そんなデレ・アリの元“同僚”であるイウォビはポッドキャスト『FilthyFellas』で、同選手が本来の力を発揮できないでいる原因について以下のように語った。

「彼自身もそう言うだろうが、トレーニングを頑張るような選手ではないんだ。基礎練習は、やらないわけじゃないけど、すごく遅いんだ。だけど試合になれば、彼はゴールを決めるし、アシストもするし、何かをやってのける」

「当時、彼にとってはプレーするのが難しい状況だったんだ。当時の監督はトレーニングをしっかりやるだけでなく、信頼できる選手を求めていた。監督はデレ・アリに全く信頼を寄せなかった。僕たちはみんな、デレ・アリがちゃんと活躍できることを知っていたけどね」

 その活躍からイングランド代表でも次代を担う選手として期待されていたデレ・アリ。キャリアが下降し続ける原因は、普段のトレーニングへの取り組みにあったのかもしれない。

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