マンCに財務規則違反の可能性も…ペップ、続投を強調「来季は残る」

 マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、来シーズンの続投を断言した。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグは今年2月6日、マンチェスター・Cに「多数の財務規則違反の疑い」があると公式声明で発表。2009年9月から2017-18シーズンの9年間にわたって、100件以上の財務規則違反の疑いで告発した。有罪となった場合には勝ち点の減点やリーグからの追放の可能性も浮上している。

 マンチェスター・Cはこの告発に対し、「とても驚いている」と声明で反応するなど、完全否定しているものの、現在は独立委員会によって改めて調査中となっている。

 この調査結果には注目が集まっているなか、グアルディオラ監督は「来シーズンは残るつもりだ。私は残るよ。プレミアリーグが私たちに対して100件の違反があったと判断しても、心配しなくて大丈夫だ。私たちはそこにいるだろう」と調査結果に関係なく、マンチェスター・Cで指揮を執り続ける意向を示し、次のように続けた。

「私が希望しているのは、プレミアリーグか委員会たちができるだけ早く(決定を)下すことだ。もしかしたら、私たちは何か間違ったことをしたのかもしれないから皆がそれを知ることになるだろう。でも、もし私たちが信じている通り、長年やってきたことが正しければ、人々はこれについての話をやめるだろう。それが明日になれば嬉しい」

「彼らがそれほど忙しくないことを願っている。そして、両方の意見に耳を傾け、最終的に何が最善か決断すべきだ。最終的にはピッチ上で私たちが勝ち取ったものが値していることを知っているので、何も疑いはない」

 さらに、グアルディオラ監督は「私たちはそこにあることを受け入れている。それが起きるならそれまでだ。24時間、弁護士が同席して双方座って話し合えばいい。1年も3年も待つ必要はない。なぜすぐに判断しないんだ?」と問題の早期解決を望んでいることも強調した。

「できるだけ早く、皆の利益のためにもね。世界中で不当な事件がたくさんあることは知っている。なるべく早くそうなることを願っている」

 なお、プレミアリーグ3連覇を達成したマンチェスター・Cは今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)とFAカップでも決勝へと駒を進めており、3冠達成の可能性を残している。すべてを勝ち取ったら、辞めたくなるのではと聞かれたグアルディオラ監督は「今のところ、やめることは考えていない」と昨年11月に2025年6月30日まで延長した契約を全うする意思を示した。

「でも、それは誰にもわからない。結果に関わらず、来シーズンもここで指揮を執り続けたいと思っているが、勝ち負けに関係なくこの先にある決勝戦の後はどんな気持ちになるかはわからない。まだ契約は残っていて、サインしているので、クラブを尊重したいと思う」

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