19歳の“ウーちゃん”がステップ初V王手「緊張感いっぱい」【2日目コメント集】

<CTBCレディス 2日目◇12日◇オリエントG&CC(台湾)◇6452ヤード・パー72>

“ウーちゃん”がホームアドバンテージを生かしている。昨年のJLPGAプロテストに合格したばかりの19歳ウー・チャイェン(台湾)が「66」をマークし、トータル9アンダー・単独首位をキープ。ステップ・アップ・ツアー初優勝に王手をかけた。
ステップ史上初となる海外試合の舞台は、チャイェンの地元・台湾だ。特別協賛のCTBCからスポンサードされるホステスプロであり、会場はアマチュア時代から良く知るコースとあって、まさに“ホーム”。「ギャラリーの方が多く、家族やスポンサーの方々も応援してくれた分、頑張ることができた」と周囲の期待に応えている。

そのチャイェンを2打差で追うのが、こちらもステップ初Vを狙う24歳の小滝水音(こたき・みお)。2日目に「68」をマークしてチャイェンの独走を防いでいる。「同組のウーちゃんのショットが良かったので、相乗効果でいい波に乗れました」と、この日はふたりで12バーディを奪う“競演”を披露した。

「同じ組の小滝さんがとても上手なプレーをしていて、緊張感いっぱいでした」と、チャイェンにとってもライバルの存在は気になる様子。初優勝に向けて最大の障壁となりそうだが、「地元の試合で優勝したい。自分のベストを尽くします」。母国での“日本ツアー”初優勝へ意気込んだ。

【そのほか上位勢のコメント】
■チー・ジェシカ・パン(3位タイ:-5)
「ミスもありましたが、修正しながら回ることができました。一緒に回った上原(彩子)選手の英語が上手でとても驚いてます。こういった2つの国が共催する機会があるのは本当にいいですね。最終日に向けてはおいしいものを食べて、飲んで、しっかり休養を取って臨みたい」

■村田理沙(6位タイ:-3)
「台湾は初めて。芝質の違いやグリーン周りの深さが(日本と)全然違いますね。TLPGAの選手はとても明るくて、言葉が通じなくても積極的に話しかけてくれるので楽しくプレーできています。2日目はパター次第でもう少し伸ばせた部分もあるので、そこを修正すれば優勝争いができるんじゃないかと思います」

■比嘉真美子(9位タイ:-2)
「日本でやる試合と雰囲気が全然違いますね。すごい好きな国でプレーできることがうれしいですし、昨年は調子が悪かったので、ステップのフィールドがあることがすごいありがたい。台湾の選手とも片言の英語を交えながら会話をしています。初日と2日目は合格点に及ばないプレーでした。最終日はしっかり気を引き締めて、ビッグスコアを狙っていきます」

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