母国で首位発進! 19歳ルーキーのウー・チャイェン「日本の選手と回れるのがうれしい」【初日コメント集】

<CTBCレディス 初日◇11日◇オリエントG&CC(台湾)◇6452ヤード・パー72>

台湾出身の19歳ルーキー、ウー・チャイェンが3アンダー・首位タイ。母国とステップ・アップ・ツアー(国内女子下部)の共催大会で絶好のスタートを切った。
昨年は4人の海外選手がJLPGAのプロテスト合格を果たしたが、チャイェンもそのひとり。今年のQTランクは127位にとどまり、レギュラーツアーでは2試合の出場のみ。ステップ・アップ・ツアーでは2戦目の「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」で4位タイに入っている。

今大会はアマチュア時代の2017年に初出場し、今ではCTBCとスポンサー契約を結んでいる。なじみ深い試合だが、それ以上に「今年は仲のいい日本の選手ともプレーできているので」と新たにできた仲間たちとともに、母国で回れていることが何よりうれしい。

昨年の台湾女子ツアーではシーズン2勝。賞金ランキング4位に入った若き実力者だが、この日はその片鱗を示したといっていい。「毎ホールバーディを狙って、ホステスプロとしてベストを尽くそうと臨んでいます。あすもいい状態をキープしたまま挑みたい」。母国で“日本ツアー”初勝利をつかみたい。

【そのほか上位勢のコメント】
■小滝水音(首位タイ:-3)
「まずこの順位で終わってびっくりしています。台湾は初めてですが、この雰囲気がとても好きで楽しめた。コースに何匹もクジャクがいて最初は驚きましたが、たくさん動物がいるのが好きなので、プレーにもいい影響を与えてくれていると思います。スコアが伸びづらいコースだと思うので、あすは油断せずに冷静にプレーすることを心掛けます」

■荒川侑奈(4位タイ:-2)
「台湾での試合ですが、日本みたいな雰囲気があってやりやすいです。このコースは今年1月の台湾ツアー日立レディース以来2回目です。前回よりグリーン周りにもアジャストできたし、風が強くなかったのでうまく回ることができたかな。きょうはもったいない取りこぼしがありましたので、それをなくせばもっといいところにいけると思う」

■上原彩子(11位タイ:E)
「久しぶりにステップへ参加させてもらうことになって、楽しみにしていました。一緒に戦っていた選手に会えたり、若い選手が出てきていたりと刺激になってます。きょうは2連続バーディでいいスタートだったんですけど、上がりが2連続ボギーだったので…。あしたはバーディを重ねていって、決勝ラウンドに繋げられるようにしていきたい」

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