GW渋滞きつかった? 長い渋滞ガッツリ発生 しかし交通量は「コロナ前に至らず」

渋滞対策の効果?

交通量はそうでもなかった?

 NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)と本四高速は2023年5月8日(月)、ゴールデンウイーク期間中における高速道路の交通状況について実績値の速報を発表しました。3年ぶりに行動制限のないゴールデンウイーク、各地で混雑が予測されていましたが、果たしてどうだったのでしょうか。

 GW期間中(4月28日~5月7日)における1日あたり平均交通量は4万2000台で、昨年度と比べ106%。しかしコロナ前の2019年度と比較すると81%という結果に。1日あたりの最大交通量でも、2019年度比の97%と、コロナ前には至りませんでした。 10km以上の渋滞回数は285回で、昨年度とほぼ同様。うち30km以上の長い渋滞は20回で、昨年度比74%に減少しました。なお、2019年度比だと、それぞれ51%、39%と激減しています。4年間のあいだに行われた様々な渋滞緩和策が一定の効果を発揮しているのかもしれません。 期間中に発生した最も長い渋滞は、5月3日9時頃、関越道(下り線)の藤岡JCT付近で発生した54.0kmの渋滞がダントツ。次いで5月4日8時10分頃、中央道(下り線)の上野原IC付近で発生した46.7kmの渋滞でした。いずれも「事故及び交通集中」が原因です。

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