駅開業から約38年「武蔵浦和」さらに変化へ 次は”パッとしない”東側エリアにも!?

埼京線と武蔵野線の武蔵浦和駅周辺では、再開発が進みタワーマンションが林立しています。今後はどう変わっていくのでしょうか。

駅西側では「ラストピース」の大規模マンションが建設中

 埼京線と武蔵野線が交差する武蔵浦和駅。駅の周辺は、さいたま市の「副都心」に位置付けられて再開発が進んでいます。埼京線の開通がきっかけとなって街が発展してきた武蔵浦和駅周辺ですが、今後はどう変わっていくのでしょうか。

 武蔵浦和駅は、1985年の埼京線開通にあわせて開業。駅周辺では、1998年度に完了した第2街区「ラムザ」を皮切りに、第6街区「ライブタワー」、第8-1街区「ミューズシティ」、第4街区「ナリア」、第1街区「プラムシティ」、第3街区「オアシス」の6つの街区で再開発が完了しています。駅西側では、最後の区画となる第1-A街区に、大規模マンション「プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ」が建設されており、来年には工事が完了する見込みです。  駅西側の開発は完了が見えてきた一方で、新たな開発が期待されているエリアもあります。駅東側の第8-2街区(約1.8ヘクタール)では、2016年度に再開発準備組合が設立されており、2022年11月に事業者協力者となるデベロッパー3社(東急不動産株式会社、東京建物株式会社、住友不動産)を選定。今後、施設計画などの具体的な検討が進められていくとみられます。  さらに、駅東側の第7-1街区(約5.2ヘクタール)では、将来のまちづくりの枠組みを検討するための勉強会が開催されています。今後は市と地権者がまちづくりの取り組み方針について意見交換を行っていく予定。新たな開発構想が生まれる可能性もありそうです。  埼京線に関しては、2002年12月にりんかい線、2019年11月に相鉄線との相互直通運転を開始するなど、直通ネットワークの拡大が図られています。埼京線は今後整備が予定される羽田空港アクセス線「西山手ルート」に直通する可能性もありますが、それまでは大きな変化はなさそうです。

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