補強禁止処分の磐田、15歳までの選手はユースチームへ新規登録可能に

 ジュビロ磐田は6日、国際サッカー連盟(FIFA)より、移籍・登録禁止の制裁に関する解釈が変更されたことをクラブ公式サイトで発表した。

 磐田では、2021年1月に獲得したコロンビア人FWファビアン・ゴンザレスとの契約締結がFIFAの規則に抵触。昨年9月29日付で、FIFAの紛争解決室(DRC)より、以下のような処分を科されていた。

・今後2回の登録期間(2023年第1および第2登録期間)における新規選手登録の禁止処分
※トップチームを含め、全ての年齢カテゴリーの男子のチームが対象。ただし、選手の登録区分変更(例:ユースチームからトップチームへの昇格)、期限付移籍中の選手が移籍期間満了に伴いクラブに復帰する場合等は、スポーツ制裁の対象外。
※U-18、U-15、サッカースクールにおいて、2023年度に磐田に新規入団する新高校1年生、新中学1年生、新小学5年生および新小学6年生は、2023年1月から2023年12月までの間、日本サッカー協会(JFA)への登録が必要となる大会・活動への参加が認められない。(ただし、2022年に磐田で登録済の選手は除く)

 そんななか、FIFAは4月28日付で、「クラブに対する登録禁止処分」移籍・登録禁止の制裁に関する範囲の明確化を目的としたサーキュラーno.1843を発行。「このサーキュラー発行時点より有効となることとして、クラブの選手育成を妨げないよう、15歳までの選手をユースチームへ登録することを許容する」と明文化された。これにより磐田は、15歳までの選手については、JFAに登録が必要となる大会・活動への参加が認められることになった。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)