【モデルプレス＝2023/05/02】ファッション界最大の祭典「コスチューム・ インスティテュート・ガラ」（通称：MET GALA）が、現地時間1日（日本時間2日）に米ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催。“モード界の皇帝”故カール・ラガーフェルドをテーマにセレブリティたちが会場を彩った。
【写真】綺羅びやかに着飾ったセレブリティたち
◆「MET GALA 2023」ドレスコードは“in honor of Karl”
“ファッション界のアカデミー賞”とも称され、綺羅びやかに着飾ったセレブたちが一同に会すMET GALA。
今年のドレスコードは「in honor of Karl」。「CHANEL（シャネル）」、「FENDI（フェンディ）」、「CHLOE（クロエ）」などのデザイナーとして名をはせ、2019年2月に亡くなったカールに敬意を表す意味が込められた。
◆往年の「CHANEL」ドレス勢ぞろい
主催の「VOGUE」誌の編集長アナ・ウィンターと共にホストを務めたのは、女優のペネロペ・クルス、ミカエラ・コール、元テニス選手のロジャー・フェデラー、歌手のデュア・リパ。
デュアをはじめ、初登場となったBLACKPINKのジェニー（JENNIE）らは「CHANEL」のビンテージドレスを着こなし登場。女優のニコール・キッドマンは香水「CHANEL No.5」のCMで過去に着用したドレスをリバイバルさせた。
◆カール・ラガーフェルドを大胆オマージュ
舞台プロデューサーのジョーダン・ロスや歌手のコナン・グレイは、カールが持っていた扇子をオマージュした独特な衣装。
俳優のジェレミー・ポープは、メイン階段を埋め尽くすほどの大きなマントを羽織り、会場に巨大なカールの顔を出現させた。
またカールと言えば、サファイヤ色の瞳の白猫“シュペット”を愛していたことでも有名。ジャレッド・レト、ドージャ・キャット、リル・ナズ・Xらはその“シュペット”に扮した衝撃的な衣装を披露した。
◆モノトーンルックがメインに
やはりカールらしくモノトーンの衣装でまとめたゲストが多く、歌手のジャネール・モネイは白黒のアウターを脱ぎ捨てドレスの“骨組み”だけになる驚きのパフォーマンス。
クールな坊主ヘアの女優フローレンス・ピューは、黒い羽根を付けた王冠で圧倒。第2子妊娠中の歌手リアーナは純白のマタニティドレスで魅了した。
◆カール・ラガーフェルドのテーマに批判も
一方でカールは生前女性セレブの体型を名指しで揶揄、また性暴力被害者の連帯運動「MeToo」を批判、さらに性暴力加害者を擁護するなど、差別的言動を晩年まで繰り返しており、今年のテーマには批判も多く上がっていた。（modelpress編集部）
【Not Sponsored 記事】
関連リンク
コメント一覧