バイエルンがカゼミーロに関心…新指揮官のトゥヘル監督が獲得を熱望か

 バイエルンは、マンチェスター・Uに所属するブラジル代表MFカゼミーロの獲得に興味を示しているようだ。27日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。

 レアル・マドリードでチャンピオンズリーグ(CL)3連覇など数々のタイトルを獲得してきたカゼミーロは昨夏にマンチェスター・Uへと完全移籍。高いボール奪取能力などを武器にここまで公式戦43試合に出場しており、新天地でもチームの主力として活躍を続けている。

 昨夏にイングランドへと活躍の場を移したばかりのカゼミーロだが、早くも去就に注目が集まっているようだ。報道によると、3月下旬にユリアン・ナーゲルスマン前監督の後任として就任したトーマス・トゥヘル監督が獲得を熱望しており、同選手のスキルやリーダーシップを高く評価しているとのこと。加えて、バイエルンの中盤を長らく支えているドイツ代表MFジョシュア・キミッヒの負担軽減の目的もあるようだ。

 一方で『キッカー』は、同選手の獲得が成功した場合、中盤が人数過多になり得ると指摘。今夏の移籍市場で加入内定と目されるライプツィヒのMFコンラッド・ライマーや、マンチェスター・Uにレンタル移籍中のMFマルセロ・サビツァーが復帰した場合は、誰かしらが退団する可能性が高いという見方を示している。

 なお、マンチェスター・Uは昨夏に同選手を獲得するために移籍金総額7000万ポンド(約113億円)もの大金を費やしているが、在籍わずか1年でチームを離れることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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