後半失速で痛恨の勝ち点「1」…マンU指揮官は落胆「最悪な日程だが受け止める必要がある」

 マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督が、27日に行われたプレミアリーグ第33節のトッテナム戦を振り返った。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 リーグ戦では3連勝中と好調を維持し、勝ち点「59」で4位につけるマンチェスター・Uは、ここまで勝ち点「53」を獲得している5位トッテナムとの一戦に臨んだ。試合は7分にジェイドン・サンチョがゴールを決めて幸先よく先制すると、続けて44分にはマーカス・ラッシュフォードが追加点を記録。前半のうちに2点を先行した。しかし、後半に入ると、その勢いは失速。2点差から追いつかれて2-2の引き分けに終わった。

 試合後、テン・ハフ監督は「プレミアリーグの中でも最悪なスケジュールだが、それは変わらないし、受け止める必要がある。言い訳に使うことはできない。回復する時間も十分にあるのだから、選手は準備万端であることが求められる。今日はそうではなかった。90パーセントで十分だという考えがあったからこそ、ボールを渡してしまった。そして、ポジショニングで自分の仕事をしないと、ゴールを許してしまう」と過密日程による選手の疲労を認めた一方で、この試合でのパフォーマンスには苦言を呈した。

 前半のうちに2点をリードした展開とあって悔まれる結果となったマンチェスター・U。1点を返されてから4選手の交代を行ったものの、流れを引き戻すことはできず同点に追いつかれた。テン・ハフ監督は自身の采配について「エネルギーがあって、ボールを奪うことができるフレッジを起用した。日曜日(FAカップ準決勝ブライトン戦)の彼はその点において見事だった。そして、ボールをキープできる(アントニー・)マルシャルを入れ、ラッシュフォードとアントニー、さらにブルーノ(・フェルナンデス)が裏を狙っていく。そういうアイデアだった」と説明した。

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