天王山で惨敗のアーセナル…ラムズデールは残る5戦の勝利を誓う「何かが起こるとすれば…」

 アーセナル所属のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが、マンチェスター・C戦の敗北を悔やみつつ、残りのシーズンに向けた意気込みを語った。26日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグで首位を走るアーセナルは、現地時間26日の第33節で2位マンチェスター・Cとの直接対決に臨んだ。敵地『エティハド・スタジアム』で行われた一戦は、ケヴィン・デ・ブライネの2得点とジョン・ストーンズのゴールでホームチームが54分までに3点をリード。86分にロブ・ホールディングが1点を返したアーセナルだったが、後半アディショナルタイムにアーリング・ハーランドにダメ押し点を献上し、1-4の大敗を喫した。

 優勝を占う天王山に敗れたアーセナルは、2試合消化の少ないマンチェスター・Cとの勝ち点差が暫定「2」に。19年ぶりのリーグ制覇に向けて、厳しい立場に追い込まれた形となった。守護神ラムズデールは「彼ら(マンチェスター・C)のようなチームになりたいと思っているし、彼らのようにあらゆる場面で競争力を発揮したい。彼らと同じレベルに到達したいし、自分たちのやり方でそれを成し遂げたい」とマンチェスター・Cの強さを認めた。

 アーセナルに残されているのは5試合のみ。その対戦相手にはチェルシーやニューカッスル、ブライトンなど難敵が並んでいる。2試合未消化である点や、残り試合の対戦相手を踏まえると、リーグ優勝は絶望的と言わざるを得ない状況となったアーセナル。データサイト『Opta』が算出した優勝確率も「7.9%」と極めて低い数字となっている。ラムズデールは“奇跡”の優勝への望みを語りつつ、残る5試合での勝利を誓った。

「僕たちは今日の結果に失望しているよ。でも、僕たちは自分たちが望むようなプレーをして、約9カ月間プレミアリーグを戦い続けてきたんだ。残り5試合で諦めるなんてあり得ない。フットボールで何かが起こるとすれば、それはこのリーグでのことだろう。実際はそうはならないかもしれない。でも、もっと奇妙なことがこのリーグでは起きているんだ。僕たちは5試合を残している。その5試合に勝ちたいと思う。どのようなシーズンの終わりを迎えるのか見てみよう」

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