PSG、今夏にストライカーを補強へ?…ナポリで得点量産のオシムヘンに関心か

 パリ・サンジェルマン(PSG)がナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに関心を寄せているようだ。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 今シーズンのセリエAで首位を独走し、チャンピオンズリーグ(CL)でもクラブ史上初となるベスト8進出を果たすなど、快進撃を見せているナポリ。とりわけセンターフォワード(CF)の主力を務める24歳のオシムヘンは一際輝きを放っており、ここまで公式戦通算31試合に出場し26ゴールをマークしている。今シーズンの圧巻のパフォーマンスを受け、国内外のメガクラブは軒並み同選手の動向を注視。ナポリとの現行契約は2025年6月末まで残されているものの、今シーズン終了後の去就には注目が集まっている。

 オシムヘンに対しては、今夏のストライカー補強を熱望しているバイエルンからの熱烈な関心がすでに明らかになっている。また、本人が将来的なプレー希望を明言したプレミアリーグからも、マンチェスター・Uとチェルシーの2クラブが動向を注視。一方でナポリも、チームの得点源を簡単に手放すつもりはなく、移籍金として1億5000万ユーロ(約221億円)もの金額を要求しているとも伝えられている。

 そうした中、この度『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、PSGもかねてからオシムヘンの動向を注視しており、今シーズン終了後の獲得を検討しているという。前線に数多くのタレントを抱えているPSGだが、来る夏の移籍市場でのストライカーの獲得を熱望しているとのこと。すでにフランクフルト所属のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニら複数選手への関心が明らかになっているが、クラブのナセル・アル・ケライフィ会長とルイス・カンポスSD(スポーツ・ディレクター)はオシムヘンの能力を高く評価しており、同選手をスカッドに加えたいと考えているようだ。

 具体的な交渉の進捗具合等は現時点では明らかになっていない。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、それぞれPSGからレンタル移籍中のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(ガラタサライ)や同MFレアンドロ・パレデス(ユヴェントス)が交渉に含まれる可能性もあると指摘している。

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