アルテタ監督、サリバのマンC戦欠場を明言「改善は見られていない」…ジャカの出場も微妙か

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がプレミアリーグ第33節マンチェスター・C戦を前に、試合への意気込みや負傷者の状態について語った。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 シーズン序盤から好調を維持し、プレミアリーグの首位を快走してきたアーセナルだが、ここにきて失速。リヴァプールとウェストハムに2点差を追いつかれて勝利を逃すと、前節は最下位サウサンプトン相手にまさかのドロー。3試合連続の引き分けで、2試合消化の少ない2位マンチェスター・Cとの勝ち点差は「5」に縮まっている。

 そんな中、現地時間26日には敵地『エティハド・スタジアム』でマンチェスター・Cとの天王山に臨むアーセナル。アルテタ監督は前日会見にて「この試合がシーズンを決定付けるものになるかって? 答えはノーだ。明日の試合に勝利してもリーグを制覇したことにはならない。その後も5試合が残っているので、状況は複雑なままだ」とコメントしつつ、2連覇中の“王者”撃破に向けた意気込みを次のように語った。

「タフな夜と挑戦になるが、このチャンスは我々にとって信じられないものだ。マンチェスター・Cの本拠地に向かい、彼らを倒さなければならない。チャンピオンになりたければ、この試合に勝利しなければならないんだ。非常にシンプルなことだよ。彼らの脅威と弱点に着目して準備を進めている。我々は自分たち自身にフォーカスする必要もある。彼らは非常に多くのことができるので、我々はそれに対応しなければならない。適切なタイミングで適切な結果を生み出し、完璧でなければならない」

 続けて、アルテタ監督は状態に注目が集まっているフランス代表DFウィリアン・サリバについて言及。「残念ながら、明らかな改善は見られていない。我々は引き続き彼のことを待っている。希望は持っているが、1週間が経過し、チームと一緒にトレーニングすることはできなかった。現時点で彼は不在だ。彼がいない状態で試合に向けた準備を進めているし、次の試合も当然だが早すぎるだろう」とマンチェスター・C戦の欠場を明言した。

 また、サウサンプトン戦を欠場したスイス代表MFグラニト・ジャカについては「グラニトは離脱中だ。うまくいけば今日のトレーニングに参加できるだろうが、彼の状態はまだ疑わしい」とコメントしている。

 プレミアリーグの優勝を占う大一番は、日本時間の27日(木)午前4時にキックオフを迎える。

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