生田斗真の“新たな姿”渇ききった表情の「渇水」場面写真解禁

【モデルプレス=2023/04/25】俳優の生田斗真が主演を務める映画「渇水」(6月2日公開)の場面写真が解禁となった。

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◆生田斗真主演「渇水」

1990年、第70回文學界新人賞受賞、第103回芥川賞候補となり注目を浴びた河林満による「渇水」。“生の哀しみ”を鮮烈に描いた名篇が、『凶悪』(13)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、『孤狼の血』シリーズ(18、21)、『死刑にいたる病』(22)など、多くの重厚な作品を世に贈り出し続ける映画監督・白石和彌の初プロデュースにより刊行から30年の時を経て映画化した。

監督は、根岸吉太郎、高橋伴明、相米慎二、市川準、森田芳光、阪本順治、宮藤官九郎ら錚々たる監督作品で助監督としてキャリアを重ねた高橋正弥(※「高」は正式には「はしごだか」)。主演には、『土竜の唄 シリーズ』(14、16、21)、『彼らが本気で編むときは、』(17)、『湯道』(23)など数々の映画作品、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)でも話題となり、華やかな人気と、多彩な役どころを変幻自在に演じ分ける実力を併せ持つ俳優・生田。水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回る業務に就く水道局員の主人公・岩切俊作が、心の渇きにもがきながらも“生の希望”を取り戻していくという難しい役どころを体現した。

さらに門脇麦、磯村勇斗、尾野真千子ら実力派俳優が揃い踏み脇を固める。人と人の関係が希薄になってしまった現代社会に、真の絆とは何かを問いかけ、観る者を生への希望で照らし出す珠玉のヒューマンドラマとなっている。

◆「渇水」場面写真解禁

今回解禁となった場面写真では、生田演じる岩切俊作の“渇ききった”表情をピックアップした3点。2023年になり、主演映画『湯道』が公開され、TVドラマ「大河ドラマが生まれた日」(NHK総合)、「幸運なひと」(NHK)で主演を務める生田。

今作では水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回るという業務に葛藤する、岩切という水道局職員を演じ、今回解禁された場面写真でも、干からびた目で日々を淡々と過ごす、誰もが初めて出会う新たな生田の姿が切り取られている。

岩切役のキャスティングに関して、長谷川プロデューサーは「岩切というキャラクターは、最強の凡人だと捉えた時、凡人を演じたことのない生田斗真さんが閃きました。オファーして快諾まで1週間という異例の早さでしたが、この脚本ですから、自信はありました」と語っており、相思相愛のキャスティングだったことを明かしている。

この心の渇いた岩切が、給水制限の夏に幼い姉妹と出会うことで、どう変わっていくのか?岩切が選んだ思いがけない行動とは?どんな結末に辿り着くのか。(modelpress編集部)

◆「渇水」ストーリー

日照り続きの夏、市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)は、来る日も来る日も水道料金が滞納する家庭を訪ね、水道を停めて回っていた。県内全域で給水制限が発令される中、岩切は二人きりで家に取り残された幼い姉妹と出会う。蒸発した父、帰らなくなった母親。困窮家庭にとって最後のライフラインである“水”を停めるのか否か。葛藤を抱えながらも岩切は規則に従い停水を執り行うが――。

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