米ツアートップ選手とのラウンドで最終調整 古江彩佳が見せたい“2年目の進化”「去年より落ち着いてる」

<シェブロン選手権 事前情報◇19日◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6824ヤード・パー72>

古江彩佳が、開幕前日に10番から9ホールを回るなど最終調整を行った。米国ツアー参戦2年目で迎える今季メジャー初戦で、“進化の跡”を見せてくれそうだ。
米国ツアーで初優勝し、難なくシード入りも果たした昨年だったが、メジャー大会は5試合中3試合で予選落ちと結果を残せなかった。先週ハワイで行われた「ロッテ選手権」のラウンド後には、「しっかり(今年はメジャーで予選)通過できるように。まずは予選通過を目指して、自分のゴルフをしたい」と話していた。

「メジャーという感じは自分のなかになかったけど、距離が長くて難しいなどのイメージが、まだ慣れていなかった1年目にはあった。そこにうまく対応できなかった」と昨年について振り返る。しかし今年はメジャー開幕前日を迎えても、「去年より落ち着いて入れるかなと思う」という言葉も聞くことができた。

開幕までに2.5ラウンドを積み、前日にはグリーン周りを入念にチェックした。そのなかで弾き出した優勝予想スコアは「1日4アンダー」。その根拠については、「風次第」と前置きしながらも、「少し(距離は)長いけど、メジャーにしては短いホールもちょこちょこある。そこはほかの選手も狙ってくる。難しいホールをパーセーブして、短いところで(バーディを)獲っていけばいい」と説明する。メリハリをつけたプレーで、チャンスを逃さないことが重要になる。

この日の9ホールは、レクシー・トンプソン(米国)を含む3人でプレー。「アメリカのトップ選手でまだ回ったことがなかった」という選手と、「たまたま」一緒に回ることができた。古江がクラブ契約を結ぶブリヂストンのボールを使用するツアー11勝の実力者とのラウンドでは、そのパワフルなプレーにも目を奪われた。最後は笑顔で記念撮影し、充実した時間を過ごすことができた。初めてのコースにも柔軟に対応し、今季最初のメジャーでも「自分らしさ」を貫きたい。(文・間宮輝憲)

externallink関連リンク

大会初日の組み合わせ&スタート時間 古江彩佳 プロフィール&戦績 古江彩佳と西村優菜がハワイのビーチで一言!【動画】 渋野日向子、新たなメジャー会場の印象は「むっちゃ長い!」 グリーン周りを入念チェックし本番へ 原英莉花が米ツアー予選会挑戦へ 「どこかでチャレンジしないと…それが今年かな」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)