京葉線の海浜幕張駅に「新改札」 どこが便利になる？ 費用は「3者で負担」

2025年春に開業だそう。

駅の蘇我方に新改札を設置。その背景は。

　JR東日本は2023年4月18日（火）、京葉線の海浜幕張駅で新改札口の工事に着手すると発表しました。

　改札ができるのは駅の蘇我方で、2025年春の開業を予定しています。施設面積は約550平方メートル、エレベーターも設けられます。　海浜幕張駅の改札口増設をめぐっては、千葉市とJR東日本、幕張新都心若葉住宅地区街づくりグループ（三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業）の3者が2021年1月に新改札口設置に関する協定を締結。費用は3者で3分の1ずつ負担するとしています。　幕張新都心若葉住宅地区は「幕張ベイパーク」として、上記のデベロッパーによって開発が行われており、タワーマンションや公共施設、商業施設などの整備が進んでいます。今後は大規模シニア住宅も完成する見通しです。「幕張ベイパーク」は海浜幕張駅の東側に位置しており、やや駅から離れた場所にあります。駅の蘇我方に新改札口ができると、この地区に居住する住民の利便性が向上するため、改札の設置にデベロッパーが絡んでいるというわけです。