横浜流星、ゲリラ豪雨でイベント中止に 報道陣を気遣い謝罪「僕の雨男のせいで」<ヴィレッジ>

【モデルプレス=2023/04/16】俳優の横浜流星が16日、東京・渋谷の金王八幡宮で行われた映画「ヴィレッジ」(4月21日公開)の「Do You KnoW?能?スペシャルコラボトークイベント『ヴィレッジと能』」に、共演の奥平大兼、イベントゲストでシテ方喜多流・能楽師の塩津圭介とともに登壇。ゲリラ豪雨に見舞われてイベントが中断となってしまい、報道陣を気遣う場面があった。

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◆横浜流星主演「ヴィレッジ」

本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。

横浜は、霞門村で生まれ育ち、過去のある事件によって村中から蔑まれながら希望のない日々を送る主人公・片山優を演じる。

◆横浜流星、綾野剛・舘ひろしらに感謝

本作の試写会を見た俳優の綾野剛や舘ひろしなどから、たくさんの感想が寄せられていることについて横浜は「こんなことないですよね。多くの方がこの作品を見てくださって、感想もくださり感謝しています」とコメント。

感無量な表情を浮かべ「この作品は受け取り手の解釈に委ねられる作品だと思うんですけど、感想をすべて読ませてもらって、みなさん全然違って、だからこそ非常に興味深い言葉がたくさん並べられていて、どの言葉も印象に残っています。本当にありがたいです」としみじみと語った。

◆横浜流星、撮影で意識したことは?

また、本作は能に強い影響を受けて作られた作品でもあるそうで、劇中で能を舞っている横浜は、事前に塩津の能を見たとし「知識もないですし、解釈の仕方もわからなかったんですけど、圧倒されて魅力的だったのは確かで、“邯鄲”(という演目)に関しては優の人生そのものなので、いろんなことを思いながら舞っていましたね」と回顧。

事前に能の指導も受けたそうで「何日かだけですけど、基本を教えていただいて、体幹が大事なんだなというのはすごく感じましたね。そこで知識も得たりしたんですけど、古典芸能って芝居の原点でもあるので、実際に触れることができてよかったですね」と伝えた。

さらに、藤井道人監督は能の視点と映画的な余白をテーマに撮影したそうで、横浜もそのような点を意識したか尋ねられると「優は感情を放出する術がないというか、わからなくなってしまった人間なので、内に沈めていくことが大事ですし、ただ感情のコップに水はどんどん溜まっているので、いつ溢れてしまうのかわからない不安定さみたいなものは大事にして演じていましたね」と明かした。

◆横浜流星、ゲリラ豪雨でイベント一時中断

なお、同イベントは屋外で実施。開始前は日差しが降り注いでいたが、イベント開始時には曇天に。そして、イベント中盤に大粒の雨が降り出すと横浜は「雨が強くなってきましたね…。(雨男は)たぶん僕です。すみません」と雨に打たれる報道陣に謝罪し、気遣う姿を見せた。

さらに雨脚が強くなっていき、トークを中断しフォトセッションを前倒しして行うことになると、横浜は「すいません、みなさん。僕の雨男のせいで…」と再び謝罪して報道陣を笑わせた。

その後、イベントは一時中断。雨の様子を伺いイベント再開を試みたが、雷が鳴り、ひょうが降るほどの豪雨となってしまい、イベントは完全に中止となった。(modelpress編集部)

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