“王者”に先勝許したチェルシー…守護神ケパが逆転に向け改善誓う「見つめ直す必要がある」

 チェルシー所属のスペイン代表GKケパ・アリサバラガが、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでの敗戦を振り返りつつ、セカンドレグに向けた意気込みを語った。13日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 CL準々決勝ファーストレグが現地時間12日に行われ、チェルシーは連覇を狙うレアル・マドリードと敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』で対戦した。“王者”相手に幾つか好機を作ったチェルシーだったが、21分にカリム・ベンゼマに先制ゴールを許すと、59分にはボックス手前でベン・チルウェルが抜け出したロドリゴを倒して一発退場に。10人での戦いを余儀なくされると、74分にマルコ・アセンシオに追加点を決められ、0-2で敗れた。

 この試合にフル出場したケパは「もちろん、僕らは彼ら(レアル・マドリード)がより優れていたという思いで帰ってきたよ。相手陣内でプレーし、チャンスを作るために多くを犠牲にしなければならなかった。『サンティアゴ・ベルナベウ』でのCLで30分間を1人少ない状態で戦うのは大変なことだった。もしかしたら、状況はもっと悪くなっていたかもしれない」と敗戦を振り返りつつ、セカンドレグでの逆転に向けた意気込みを次のように語った。

「彼ら(レアル・マドリード)にはより多くのチャンスがあったし、セカンドレグに向けて改善することがたくさんあると思っている。自分たち自身のレベルに達していないという実感があったし、見つめ直す必要があるだろう。選手たちが最初に責任を負うべきだと感じているし、次戦に向けて改善しなければならない」

「どの試合でも勝つことに集中しているよ。僕たちはビッグクラブのチェルシーだ。チーム全員が、より多くの試合に勝つためにそれぞれの最善を尽くすことが重要だ。もちろん簡単ではないけど、CLは最大のコンペティションだし、タイトルを勝ち取ることを目指すよ。次は僕たちのホームゲームだし、『スタンフォード・ブリッジ』は素晴らしいスタジアムだ。スコアはまだ0-2だし、勝負はこれからだよ」

 運命のセカンドレグは日本時間の19日午前4時にキックオフを迎える。

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