マンC、リヴァプール撤退のベリンガム争奪戦をリードか…レアルも獲得諦めず

 マンチェスター・Cが、ドルトムント所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムの獲得競争をリードしているようだ。12日、大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 今シーズンここまで公式戦37試合の出場で10ゴール7アシストをマークするなど、弱冠19歳ながらセンセーショナルな活躍を見せているベリンガム。昨年のFIFAワールドカップカタール2022含めた昨今の活躍により、ヨーロッパのビッグクラブはこぞって同選手の動向を注視。在籍するドルトムントとの現行契約は2025年6月末まで残っているものの、今シーズン終了後の移籍が既定路線とも噂されている。

 同選手をめぐっては、中盤の補強を目指すリヴァプールからの熱烈な関心が以前から明らかになっていた。しかし、現地時間11日に『BBC』や『スカイスポーツ』など大手イギリスメディアが、同クラブのベリンガム争奪戦からの撤退を一斉に報道。1億ポンド(約166億円)を超えるとも予想されている移籍金を考慮した結果、今夏に実行可能な補強ではないと判断し、関心に終止符を打ったと伝えられている。

 そんな中、ベリンガム争奪戦を現在リードしているのはマンチェスター・Cだという。ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンとポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァの去就が不透明となっている同クラブは、来たる夏の移籍市場での中盤の補強を希望。ドルトムントとは昨年夏のノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、スイス代表DFマヌエル・アカンジの取引以来、良好な関係性を築いており、ベリンガムの獲得交渉を優位に進めているようだ。

 なお、マンチェスター・Cの“対抗馬”と見られているレアル・マドリードも、依然としてベリンガムの獲得を狙っているという。クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、元ドイツ代表MFトニ・クロースとの現行契約が6月末で満了となることから、同クラブも今夏の中盤補強を熱望。ベリンガム獲得を諦めず、複数回に渡って同選手の代理人とコンタクトを取っているようだ。

 なお、ドルトムントもベリンガムとの契約延長を諦めておらず、交渉に臨んでいることが明らかになっている。同選手は来シーズン、どのクラブのユニフォームに袖を通すことになるのだろうか。

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