戦争の欧米側制裁で「旅客機共食い整備」中のロシアで新展開! まさかのイランで整備実施

ロシアさん、こう来ましたか…!

着陸装置を修理

 ロシアは現在、ウクライナ侵攻を契機とした欧米国側の制裁を受けており、旅客機のスペアパーツの購入や、メーカーからの整備サポートを受けることができない状況が続いています。そのようななか、ロシアの経済誌「RBK」などが、アエロフロート航空機の修理をイランで実施したと報じており、これは史上初の出来事となるといいます。

 イランで修理が実施されている最初の旅客機は、エアバスA330「RA-73700」。今回は降着装置の修理などが実施されたとのことです。 これまでロシアでは、ボーイングやエアバス機などのパーツを確保することができない状況が続いていたことから、同国内で運用している旅客機間でパーツをやりくりする「共食い整備」で対応し、運航を続けてきました。今回のイランでの航空整備は、そのようなロシア民間航空界の現状に新展開をおよぼすものになりそうです。

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