ワインセラーなどへ活用「日高本線・夕張支線 廃止区間」 JRが発表 残された鉄道敷地を再生へ

気になる「観光用トロッコ化」は?

全30社からの提案から採択

 JR北海道は2023年4月12日(水)、廃止となった日高本線の鵡川~様似間および石勝線夕張支線の新夕張~夕張間の跡地の活用法について、応募のあった提案から6件を採択したと発表しました。 日高本線は2021年に、全長146.5kmのうち116.0kmを廃止。夕張支線は2016年、バス代替政策を進める形で全区間が廃止となっています。 今回採択された活用法は以下のとおり。・トンネルをワインセラーに活用。・壁画を制作。・敷地をドローン練習やドローン開発試験に活用。線路点検のAIソフトウェアの開発も推進。・キャンプ場やグランピング施設に活用。・メガソーラー化。 応募は全30社から34件ありました。上記の取り組みはこれから準備を進めていくとしています。なお、他の鉄道廃線の例で見られる「線路上を足漕ぎトロッコで進むアトラクション」など観光鉄道化の取り組みについては、今回の採択には挙がっていません。

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