優勝争いへの影響は?…プレミアOBがアーセナルの痛恨ドローに言及「非常に大きなポイントに…」

 かつてプレミアリーグで活躍したガリー・ネヴィル氏、ロイ・キーン氏、ジェイミー・キャラガー氏の3名が、同リーグの優勝争いについて言及した。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第30節が9日に開催され、首位を走るアーセナルは敵地『アンフィールド』でリヴァプールと対戦した。28分までに2点のリードを奪ったアーセナルだったが、42分に1点を返されると、87分には痛恨の同点ゴールを献上。試合はそのまま2-2で終了した。一方で2位マンチェスター・Cは敵地でサウサンプトンに4-1で快勝。1試合消化の多いアーセナルとの勝ち点差を暫定で「6」に縮めた。

 ポイント差が縮まった両者は、来る26日にマンチェスター・Cの本拠地『エティハド・スタジアム』での直接対決を控えている。そんな中で勝ち点「3」を逃してしまった首位アーセナル。2点リードを奪っていたことを考えると、今節の結果は優勝に向けて非常に手痛いドローとも言えるが、プレミアリーグのOBは少し違った見方をしているようだ。かつてマンチェスター・Uで長く活躍したネヴィル氏は、アーセナルの今節の結果について次のように語っている。

「これはアーセナルにとって良いポイントだと言えるだろう。『アンフィールド』は異常な場所だ。他の場所では起こり得ないことが起こる。ここでの試合は安全ではない。たとえ2-0で勝っていたとしてもだ。アーセナルは自分たちを誇りに思うべきだ。彼らは見事だったし、前半は特に素晴らしかった。『アンフィールド』で勝つのが難しいということは全員が知っている。最終的にはタイトルもたらす可能性のあるポイントだ。それを無視してはいけない」

 また。同じくマンチェスター・Uで活躍したR・キーン氏も「アーセナルにとって素晴らしいポイントだ。近いうちに彼らはマンチェスター・Cとの大一番を控えているが、そこで結果を残す可能性だってある。アーセナルを追っているのはプレミアリーグで最高のチームの一つだ。素晴らしいストライカー、経験豊富な指揮官、ワールドクラスの選手たちを擁している。だからこそ、マンチェスター・Cがわずかに有利と言えるかもしれない。しかし、今回のポイントは最終的に非常に大きなものになるかもしれない」

 また、リヴァプールで長く活躍したキャラガー氏は「2-0で勝っていたにも関わらず、勝ち点『3』を逃すということは、選手であれば誰しもが経験することだ。このポイントがどれだけ大きいかはシーズン終盤にならないと分からないが、今後のタイトルレースが素晴らしいものになるのは確かだろう」と持論を展開している。

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